初ツェルビネッタ終了!

昨夜、ハノーファー国立劇場のシーズンオープニングコンサートで

初となるツェルビネッタのアリア(リヒャルト・シュトラウス作曲「ナクソス島のアリアドネ」より)を

ついに歌いました!

 

出番直前はいつになく緊張しました。

心臓がどきどきとかそういうのではなくて、

未知への挑戦に対する緊張と、新しい曲に対する新鮮感が混ざったぎこちなさの様な感じす。

 

しかし…

実際は、かなり楽しい10分間でした。

今シーズンから新たに音楽監督になった女性指揮者とは、

本当に良い仕事が出来ました。

これからがとても楽しみです。

ドイツ語のオペラだと言うのもあるけれど、

このオペラは歌い手にとっても本当に良く出来ていて、

歌っているのが本当に楽しいのです!

10月に舞台稽古が始まるので、今からワクワクします♪

 

かれこれ十数年前に大学時代にあるコレペティ(伴奏を担当するピアニスト)に

「あなたは将来ツェルビネッタね」って言われたことがありました。

当時は誰のオペラのどんな役かもわからなかったのですが、

あの時の先生の直感が現実になろうとしています(先生すごい!)。

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