長いようで短かったようなシーズン2011/2012、
一番の山場はやっぱりR.シュトラウス作曲「ナクソス島のアリアドネ」のツェルビネッタ役だったと思います。
未知の領域に足を踏み入れたような、そんな気持ちで励んだオペラでしたが、
いざ初日が来てしまうと、ばたばたとあっという間に全8公演が終わってしまったような気がしました。
先週は義理の両親の住む町で、演出つきのオルフ作曲「カルミナ・ブラーナ」を歌いました。
町から500人以上が製作や演奏に携わり、しかも仕掛け花火を含めた屋外公演でした。
いつもとは違う雰囲気での仕事でしたが、皆のエネルギーに感動を覚えながら、
3公演すべて楽しく歌う事が出来、とても良い経験になりました。
そして明後日は、いよいよ今シーズン最後のお仕事です!
ミュンヘンでドイツ語と日本語の歌を歌います。
妹との共演は久しぶりなので、とても楽しみです。
スタインウェイハウスでのコンサートは初めてですが、きっと素敵なコンサートになる事でしょう。
シーズンを締めくくるお仕事、気を引き締めてがんばります。
こうして病気もせず今シーズンのすべてのお仕事をこなせる事が出来たのも、
周りの皆さまのお陰です。いつも本当にありがとう!